なぜ登録ページだけこの絶妙に古臭いデザインになっているかというと、このページはBrevoというメール配信ツールの提供している登録フォームのページだからです。日本語での利用に最適化されているわけではないため良いフォントもなく、結果としてなんとも言えない雰囲気になりました。「サイトに戻る」というリンクボタンに関しては、リンク文字色が自動で青色になる仕様のせいで、背景と喧嘩して異様な見づらさを発揮しています。ハレーション?というやつです、おそらく。
なぜ今更になって記事の更新をメールで通知する機能を実装したかというと、一つは本屋をやっている友だちがメルマガをやっているのを見て楽しそうだなと思ったからです。SNSに拠らないオンライン・コミュニケーションにはもともと興味がありました。今の個人サイトを頑張って構築する前にひっそりと作って運用していたWordPressのブログのタイトルは「Aquí Ahora Mismo --Redes Insociales」でした。「いままさにここ(非社交的な通信網)」みたいな意味です。redes socialesとはスペイン語でSNSのことですが、私はSNSはsocialすぎると感じてきました。
もう一つは、記事を更新するたびにインスタグラムのストーリーで告知するのが面倒になってきたからです。ありがたいことに、何人かの知り合いは継続的に私の個人サイトを読んでくれていて、しかも一部の方は私がインスタグラムに告知を上げなくても新着記事を読んでくれます。どこにも告知していない記事を読んだというから理由を聞いてみたら、ブラウザで当該サイトのタブを常に置いて時々開いてみているとのこと。郵便受けを見るように、私の記事を読んでくれている方がいるというわけです。こんなに嬉しいことはありません。それはともかく、やはり通知があった方が便利だという方もいるようです。新しい記事があれば読んでもいいという方は、ご自身のよく使うメールアドレスを上のボックスに入力して登録ボタンを押してください。すると確認メールが届きます。そのメールの中にある[登録]を押していただくと、登録が完了する仕組みです。これは、怪しい業者さんからロボットで大量のメールを登録されないようにするための仕組みです。配信停止ボタンはいずれ必ず用意しますが、ちょっとまだその気力はありません。
メール配信機能の実装は、実は大規模な改修のごく一部です。今までノートパソコンの中にサイトの本体(みたいなもの)がありましたが、今回の改修で本体が完全にインターネット上に移動しました。合わせて、これまでは地道にファイルをコピーして名前を変えて中身を変えてコマンドプロンプトを開いてgitにプッシュしてみたいな手間がかかっていたところを、このサイトの管理アプリを自作して、PCでもスマホでも更新や記事追加ができるようにしました。自作といってもプログラムを書いたのはChatGPTで、私は先方に自然言語で指示を出したり文句を言ったり軽微な悪態を吐いたりしただけです。アプリを動かすためによく分からないツールを3つも使いました。しかし人生で初めて「アプリ」と言えるアプリを作ったので誇らしいです。
最近LLMを使いまくっていますが、SNSから離れていくための試みにおいてLLMが有用になる場合は非常に多いと感じます。SNSはある特定の意味では問題のあるものですが、恩恵も大きいため、単に辞めるというのは限界がある。SNSが与えてくれる何らかの癒しや自衛の機会を、ただ放棄するということは困難を伴います。であれば、自分がインターネットで本当にやりたいことだけをやるために、その箱を自分で作る。これまでは技術と知識がなければ不可能でしたが、今では多くの障壁が取り払われ、素人でもサイトやアプリが作れるようになりました。皆さんもサイトを構えた際には教えてください。